多文化共生を学ぶきっかけはアメリカ留学!

11期ゼミ長の想いとは!?

公開日:2022年2月2日

ふう:では早速!あさこさんの趣味から教えていただきたいです!

あさこさん:趣味は…結構大事だよね、これ(笑)堀内亜沙子って検索してさ、趣味これ?!みたいなやつだとやばい(笑)えっと…SNSを見ることが最近の趣味かな。プライベートでファッションとかコスメ見るのも好きだし、後インターンでSNS運用しているから、SNSを見て学んでいると言ったら大げさだけど、色々考えたり、可愛い物見たり、幅広くSNSに張り付いている感じ。

 

ふう:Instagramとかですか?

あさこさん:そうそう。

ふう:私もメッチャInstagramに時間費やしてるんでわかります。食べ物は何が好きですか。

あさこさん:好きな食べ物は“生の”たらこ。なんか焼いたら好きじゃない。

先生:塩気は効いてるんだよね??本当に生のたらこ?

あさこさん:はい、なんか火が通ったたらこはつぶつぶ感の主張が激しくて苦手です。

ふう:パサパサしていますよね。

あさこさん:そうそう。だからその前の火が通ってないたらこが好きです。

ふう:じゃあたらこスパゲッティとかあんまり好きじゃないですか?

あさこさん:それはセーフかな。おにぎりのたらことかはちょっと厳しい。

先生:たらこスパゲティーは好きなの?

あさこさん:はい、好きです(笑)

ふう:なるほど、面白いですね(笑)最近はまっていることはなんですか?

あさこさん:マイブームは友達にもらったピローミストを使って、リラックスすることかな。

ふう:安眠みたいな。

あさこさん:そうそう、死んだように眠ってます。

ふう:めっちゃ効きますねそれ、なんか変な薬入ってそう(笑)いいですね(^^)

好きな格言はありますか?

あさこさん:格言?!とりあえずやってみる、かな。誘われたこととか、やってみたいと思ったことは何でもやっちゃうから、いいこともあるけれど、キャパが無くなったり、デメリットもあるかな。でも楽しいから、とりあえず何でもやってみることはモットーというか、大事にしていることかな。

ふう:ありがとうございます。いよいよ本題に入りたいんですが、どうして山脇ゼミに入ったのか教えていただきたいです。

あさこさん:山脇ゼミに入った理由は2つあって、1つは純粋に多文化共生、ダイバーシティ全般に興味があったから。この学部を受けたのも ダイバーシティ関連をずっと勉強したかったからかな。中高一貫の女子校出身なんだけど、当時は男女の差別・格差に疑問を持っていて。同じように大学卒業して就職するのにキャリアに差が出るのがめっちゃ悔しくて、結婚も出産もしたくないとか思ってるぐらいだった。そういう中高生だったから、大学でそういうジェンダー関連の勉強がしたいなって思ったのと、ひょんなきっかけから経営学に興味を持ったから、色々学べる国日を選んだんだ。こんな経緯があって、ダイバーシティにずっと興味があったんだけど、丁度ゼミ試の時期に留学中でアメリカに行ってて、それが初めて外国人として生活した経験だった。今まで普通に日本で日本人としてて生活してたから、そこで初めて外国人という経験をして、思うようにいかないこととか、言語の壁とか、感じるものがたくさんあって。ジェンダー関連も面白いなと思ってたけど、当時オリンピック前でこれから外国人が日本でも増えるみたいな感じだったし、英語も留学行ってちょっと喋れるようになったところもあったから、外国人との共生を研究テーマとして選んだら面白そうだなって思ったのがきっかけかな。後は、単純に山脇ゼミが 活動的すぎたから(笑)

ふう:そうですよね、活動量には毎回驚かされます。

あさこさん:全然座学で色んな知識を入れるものも面白いなと思ってたんだけど、プロジェクト回したり、自分でゼロイチみたいな感じで考えたりする経験を、ゼミで出来ることがめっちゃいいなと思って、山脇ゼミを志望しました。

ふう:なるほど、ありがとうございます。じゃあやっぱり、留学の経験が大きかったっていうことですかね。個人的に気になったのは、私が高校生の時は全然男女差別とか分からなかった、というか気づいていなかったんですが、興味を持ったきっかけとかはありましたか。

あさこさん:出身校の教育方針で、「女として生きる」みたいなことをカリキュラムに入れてくれていたからかな。キャリアプランをしっかり建てましょうとか、女の人にとって大事な20台後半~30代前半っていう時期をどう生活していくか考えましょう、とか、働いている卒業生の講演聞かせてもらったりとか、「女として人生を生きるとは」みたいなのを考える機会が多かったから、っていうところが理由かも。

ふう:全然私が通っていた高校と違うので驚きです。

あさこさん:すごいとこだったわ(笑)

ふう:今入ゼミの決め手を伺ったんですけど、入ゼミしてからギャップとかはありましたか?

あさこさん:ギャップか~。忙しい!的な?でも充実した忙しさだなあっていう風に思ったかな。入ゼミしてすぐコロナだったから、対面では一回も会えなかったけど、どんどんあれもやろうこれもやろうみたいな感じで。そんなに忙しいと思ってなかったけど、全部やりきった後は達成感とかすごかったし、先生にも、11期は今までで1番活動的な代ですね、って言われたから、それも達成感があった。そこらへんはいい意味でギャップかな、って感じかな。

ふう:入る前から忙しそうって思ってたけど、やっぱり忙しかったですよね。

あさこさん:やばいやばい、こんな忙しいのみたいな?!(笑)

ふう:先生の印象とかってありますか?

あさこさん:やっぱり先生のおかげで、私たちがやりたいことができるんだなって言うのを感じることが多いです。例えば、ゼミで色んなつながりを持たせてもらっているのは先生の今までの経験があるからだし、ちょっとお茶目な部分もあるけど、先生のおかげでやりたいことができてるんだなって思う。後、多文化共生っていう問題自体がちょっと難しくて、それこそ一歩言い方を間違えたら炎上しかねないところもあるじゃん、“純ジャパ”とか。そういうのがある中で、こんなに色々活動しているのに、山脇ゼミは炎上とかしてないのは先生が細かいところまで見てくれてるおかげなのかなーって思うから、ちょい抜けみたいなところもあるけど、先生のおかげで色々なことができているから感謝です。何か卒業前のメッセージみたいになっちゃった(笑)

ふう:なんか入る前の面接で、先生は怖めな方なのかな、って思ったんですけど、入ゼミしたら親しみやすい方って知って。山脇ゼミ入ってからの一番のギャップは先生だったかもしれないですね。

あさこさん:面接全然覚えてないんだよね。アメリカから受けてたんだけど…あの図書館のあそこで受けた!っていうのは覚えているのに、内容全然覚えてなくて…ちょっと記憶が…(笑)

ふう:2年間活動されてきて、1番印象に残っていることとかがあれば教えて欲しいです。

あさこさん:1番だよね…プレゼンコンテストかな。今までの人生で1番責任感を持って取り組んだことはなんですか、って言われたらそれ答えるくらい。他大学の人とか、山脇ゼミの皆がプレゼンをする場だったし、初めてオンラインかつ学生主体で開催するとか、審査員も自分たちで集めるとか、他大学の人と一緒に実行委員会運営したりとか…その中で実行委員長やってたから、もうめちゃめちゃ責任感というか。自分が上手くできなかったら、他の大学の人たちが考えたプレゼンができなくなっちゃうかも!って責任感を感じてたかな。最終的に、新しい形ではあったけど成功できた点、が自分の経験として1番思い出に残ってる。

でも、ゼミとして思い出に残っていることはやっぱり小学生ワークショップかな。軽くやりたいね!っていう感じで先生から話をもらったものを、皆で練って、ナギラちゃんっていうキャラクター作って、それこそまさにゼロイチの経験だった。実際小学生が楽しそうにナギラちゃんのことを考えてくれていたことが、自分たちが目指した次世代の教育につながってきたし、今年のプラットフォーム、去年のプレゼントコンテスト、小学生ワークショップとか色んなベースになった感じがして。そういう意味でも記憶に残ってるかなって思います。

ふう:ワークショップは、昨年初めてZoomで行ったということですか。

あさこさん:今までは世田谷区の小学校とか、なかのZEROとかで今までやってたんだけど、昨年度は初めてオンラインで実施したかな。全国各地の小学生、中には海外からも参加してくれる子がいたから、自分たちも勉強になった。小学生でこんなことを考えられるんだとか、逆に、日本の多文化共生教育に問題意識も持ったかな。小学生は純粋に考えられるのに、教育が不十分だから、偏見・差別みたいなのが広まってしまうのかなとか。仮説ベースではあるけど そういう意味で学びが多かったかな。

ふう:私も、小学校5、6年生対象のワークショップの企画に参加したので分かります。思ってる以上に小学生って柔軟な考えをしてるし、色々考えているなあっていうのは思いましたね。

あさこさん:それを発展させられたら、色んな人が暮らしやすい社会が作れるのになぁって。難しいと思いながらも教育ってめっちゃ奥深いなって感じた。

ふう:そうですよね。ありがとうございます。最後に、2年間活動されてきて、山脇ゼミの経験を今後どう活かしていきたいか、という展望があったらお伺いしたいです。

あさこさん:やっぱり多文化共生を研究のテーマに選んで、色んな授業とかイベントとか参加してきたから…結構就活みたいな話になっちゃうんだけど、最近は職場における多文化共生に興味を持つようになって。将来的には自分が人事に入って社内の多文化共生に貢献して、ゆくゆくは職場おける多文化共生を研究しながら実践して行きたいなって思っております‼

ふう:すごい、4年生の意見を聞けて嬉しいです…3年生と4年生の経験値の差を感じました(笑)今日はありがとうございました‼