ふう:2年間活動されてきて、1番印象に残っていることとかがあれば教えて欲しいです。
あさこさん:1番だよね…プレゼンコンテストかな。今までの人生で1番責任感を持って取り組んだことはなんですか、って言われたらそれ答えるくらい。他大学の人とか、山脇ゼミの皆がプレゼンをする場だったし、初めてオンラインかつ学生主体で開催するとか、審査員も自分たちで集めるとか、他大学の人と一緒に実行委員会運営したりとか…その中で実行委員長やってたから、もうめちゃめちゃ責任感というか。自分が上手くできなかったら、他の大学の人たちが考えたプレゼンができなくなっちゃうかも!って責任感を感じてたかな。最終的に、新しい形ではあったけど成功できた点、が自分の経験として1番思い出に残ってる。
でも、ゼミとして思い出に残っていることはやっぱり小学生ワークショップかな。軽くやりたいね!っていう感じで先生から話をもらったものを、皆で練って、ナギラちゃんっていうキャラクター作って、それこそまさにゼロイチの経験だった。実際小学生が楽しそうにナギラちゃんのことを考えてくれていたことが、自分たちが目指した次世代の教育につながってきたし、今年のプラットフォーム、去年のプレゼントコンテスト、小学生ワークショップとか色んなベースになった感じがして。そういう意味でも記憶に残ってるかなって思います。
ふう:ワークショップは、昨年初めてZoomで行ったということですか。
あさこさん:今までは世田谷区の小学校とか、なかのZEROとかで今までやってたんだけど、昨年度は初めてオンラインで実施したかな。全国各地の小学生、中には海外からも参加してくれる子がいたから、自分たちも勉強になった。小学生でこんなことを考えられるんだとか、逆に、日本の多文化共生教育に問題意識も持ったかな。小学生は純粋に考えられるのに、教育が不十分だから、偏見・差別みたいなのが広まってしまうのかなとか。仮説ベースではあるけど そういう意味で学びが多かったかな。
ふう:私も、小学校5、6年生対象のワークショップの企画に参加したので分かります。思ってる以上に小学生って柔軟な考えをしてるし、色々考えているなあっていうのは思いましたね。
あさこさん:それを発展させられたら、色んな人が暮らしやすい社会が作れるのになぁって。難しいと思いながらも教育ってめっちゃ奥深いなって感じた。
ふう:そうですよね。ありがとうございます。最後に、2年間活動されてきて、山脇ゼミの経験を今後どう活かしていきたいか、という展望があったらお伺いしたいです。
あさこさん:やっぱり多文化共生を研究のテーマに選んで、色んな授業とかイベントとか参加してきたから…結構就活みたいな話になっちゃうんだけど、最近は職場における多文化共生に興味を持つようになって。将来的には自分が人事に入って社内の多文化共生に貢献して、ゆくゆくは職場おける多文化共生を研究しながら実践して行きたいなって思っております‼
ふう:すごい、4年生の意見を聞けて嬉しいです…3年生と4年生の経験値の差を感じました(笑)今日はありがとうございました‼