小学3,4年生が多文化共生に興味を持ち、もし身近に多文化共生を実現できるタイミングがあればどうすれば良いのか、考えてもらうこと。
多文化共生をじぶんごと化してもらうこと。
ある日、太郎くんのクラスにナギラちゃんという
インドネシアからの転校生が来ました。
太郎君の学校での一日を一緒に見ていくと、
ところどころでナギラちゃんが大変そうにしている場面があらわれます。
そこで太郎くんがどうやって対処すれば良いのか、
みんなでディスカッションをしながら考えていきます。
太郎君の対処法についてクイズ形式の設問もあるので、
ディスカッションを行いやすくなっています。
途中で色々な国の文化や宗教に関する知識を
学ぶコーナーもあります。
対面でもオンラインでも飽きることなく
参加して頂ける教材です!
編集 12期 佐藤優香子
小学5.6年生が多文化共生に興味を持ち、周りでどんなことが起こっているかを考えるきっかけにすること。
日本における外国ルーツの人に対する偏見や差別を知ってもらい、多文化共生に対する意識を持ってもらうこと。
カメルーン生まれ、日本育ちの漫画家、星野ルネさんの漫画を用いて、
日本に住む外国ルーツの人が抱えている問題や、
自分が無意識に抱えてしまっている偏見について話し合いました。
漫画を読んで感想を記入し、少人数のグループに分かれて気づいたことを
共有しました。
アンコンシャスバイアスについて学びました。
「アンコン」という略称を用いて親しみやすくしたり、
身近な例を示したりすることで、
小学生にも理解できるよう工夫しました。
後半では、少人数に分かれて
身の回りのアンコンシャスバイアスについて共有しました。
何も例が思いつかない児童のために、
補助教材としてアンコンシャスバイアスが含まれているイラストを用意し、
適宜提示することで話し合いを進めました。
やさしい日本語について学んだ後、少人数グループに分かれ
ワークシートと山脇ゼミ自作のカルタを行いました。
それぞれの内容は下記のとおりです。
①ワークシート:
バレンタインの説明をやさしい日本語に言い換えました。
やさしい日本語の基本である「はさみの法則」を学んでから、
補助付きのワークシートを用いて実際に言い換える練習をすることで、
より実践的な学びになるように工夫しています。
②カルタ:
読み札を難しい日本語、取り札をやさしい日本語にしたものを
用意しました。
一枚読み上げるごとに「略語は難しい」、「二重否定は難しい」といった
解説を加え、楽しみつつもやさしい日本語のポイントが印象に残るような
工夫をしました。
編集 12期 大島沙也、土橋成実